広々としたスペースと最新の設備で

適切なリハビリテーションを
ご提供します

医師の指導のもと、
各専門スタッフが協力しながら
患者様が住み慣れた地域で
いきいきと暮らせるよう支援いたします。

療法別リハビリテーション

理学療法

日常生活で行う基本的な動作(立つ・歩く)を困難にしている原因(麻痺、筋力低下、関節の運動制限など)を医学的に評価し、徒手的な運動やリハ機器を使用した運動により日常生活動作の自立を目指していきます。

■機能的電気刺激:ウォークエイド

脳卒中後遺症などにより、歩行中のつまずきが多い方に対して、電気刺激を用いることで足首の動きを補助し歩行の改善を図ります。

■機能的電気刺激
■バランスコーダ BW-6000

座る、立つ、歩くのバランス機能を客観的に評価し、平衡機能の改善を図ります。

■バランスコーダ
作業療法

食べること、寝ることなどの生きていく上で必要な活動や、役割(例えば主婦業における調理・洗濯や様々な職業に必要なもの)、趣味などに焦点を当て、治療、支援を行っていきます。
作業療法では、対象者の“~したい”という意欲を引き出していくことを大切にしています。また、目標とする活動に必要な能力(例えば、身体のコントロール、集中力、記憶力など)を高めていく為の支援も行っています。

作業療法
言語聴覚療法

様々な病気が原因で言語障害や嚥下障害のある方に対して、その人らしくコミュニケーションが図れることや食事ができるようになるためにリハビリを行います。さらには脳血管障害の後遺症や交通事故後に生じる高次脳機能障害では復職や社会参加を目指したリハビリを行っています。

言語聴覚療法
歯科衛生

歯科衛生士による正しい口腔ケアの指導や援助を行い「話せるお口」「食べられるお口」の提供を目指しています。また、義歯の適合や口の乾燥、歯茎の出血、口臭などのトラブル相談にもお応えします。歯科衛生士だけでは対応困難な場合(義歯調整、作製、抜歯等)には、熊本医科歯科病診連携システムを活用し、訪問診療(往診)も行っています。

歯科衛生

疾患別リハビリテーション

脳血管疾患リハビリテーション

脳血管疾患(脳梗塞・脳出血・くも膜下出血などの脳血管疾患、脳腫瘍・脊髄腫瘍などの中枢神経疾患、パーキンソン病などの神経疾患、失語症・認知症などの高次脳機能障害を有する人)を対象にリハビリテーションを行います。
個々の病態に合わせた日常生活動作を中心に、理学療法や、作業療法、言語聴覚療法等の治療によって、日常における諸活動の実現を目指します。

運動器疾患リハビリテーション

運動器疾患(骨折、変形性関節症、腰痛や頚部痛、肩痛、スポーツ障害など)を対象にリハビリテーションを行います。
理学療法士、作業療法士により、運動療法(ストレッチや筋力強化など)や物理療法、装具療法などを用い、身体機能の改善と生活動作の再獲得を目指します。

心大血管疾患リハビリテーション

循環器疾患を有する方に、安全で適切な強度の運動や日常生活に即した包括的なリハビリテーションを行うことによって、生命予後及び生活の質の改善を目指します。適応疾患は、心筋梗塞・狭心症などの虚血性心疾患や心臓血管外科手術後、心不全、閉塞性動脈硬化症、大動脈疾患です。入院だけでなく、外来でのリハビリも行っていますので、ご相談ください。

心大血管疾患リハビリテーション
摂食・嚥下リハビリテーション

脳血管疾患等で「口から食べる」ことに不自由が生じた際に当院では入院・外来問わず、医師、ST、外来、病棟スタッフ、栄養士等の関係スタッフが連携を図りながら、入院、外来、通所、訪問でも対応しています。「口から食べる」ことにこだわり、評価、訓練を行っています。

回復期リハビリテーションについて

当院の回復期リハビリテーション病棟における入院から退院までのリハビリについてご紹介いたします。

同病棟では、日祝日も平日と同様のリハビリ提供に向けて365日のリハビリ実施を基本にしています。


1.各療法士の決定

理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)の主担当、副担当を決定しリハビリを開始します。

回復期リハビリテーション

2.評価

患者さんの心身面の状況や今後の生活を想定した評価をしながらリハビリを行います。


-ふらつきに対して-

座位、立位でのバランス能力を評価し、現在の能力で行える動作の把握と介助方法の検討を行います。

ふらつき
-話し難さに対して-

話し難さの原因が口や喉の動きの低下によるものか、また飲み込む能力に低下がないか評価します。

話し難さ

※患者さんの症状に合わせた様々な評価項目があります。

3.治療

発症後の病状が安定してきた数か月を回復期と呼び、この時期に各症状に対し適切で集中的なリハビリを行います。歩く、手を使う、話す、食べる、それぞれどのように回復していけるかを考え治療を進めます。

 
治療

※患者さんの症状に合わせた様々なリハビリテーションがあります。

4.退院へ向けた準備

・自宅環境の確認
・個々の患者さんの生活に応じた退院後の継続治療内容の決定
・福祉用具の選定
・試験外出、試験外泊を行い生活環境の調整やご家族への介護に関する動作指導
※車の運転が必要な患者さんにはドライビングシミュレータで運転の評価を行います。症状に応じた検査も並行して行い運転可能な能力を確認します。



5.退院

在宅生活に復帰する際の留意点などを、ご家族を含め退院後に関わりを持つ方々との間で共有し、無理なく安心した生活が送れるよう支援します。


以上のように回復期リハビリテーション病棟では大腿骨や脊椎の骨折、股関節や膝関節の人工関節手術、脳梗塞などの脳血管疾患の病状が安定された方々に対し、多くの専門職種がチームを組んで集中的なリハビリテーションを実施し、心身機能の回復と、家庭や社会での生活再建を目指します。

通所リハビリテーション

リハビリに特化した短時間・短期間の利用を中心に対応しており、退院直後より、スムーズに在宅生活に移行できるよう支援致します。
また、生きがいのある豊かな生活が送れるよう、自宅での役割の獲得や地域活動への参加や就労など目標達成に向けた多職種でのリハビリテーションを提供します。利用者や家族、医師など関連職種でのリハビリテーション会議を開催し、目標の確認や情報共有を行っています。

通所リハビリテーション

訪問リハビリテーション

退院直後の生活に不安がある方や、自宅での日常生活に支障をきたしている方に対し、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士により、ご自宅で個々の目的に応じたリハビリテーションを提供します。また、利用者家族に対しての介護指導や福祉用具の選定、住宅改修など自宅環境の調整も行っています。医師など関連職種と共にリハビリテーション会議を開催し、目標の確認や情報共有を行っています。

訪問リハビリテーション

通所、訪問サービス利用までの手順

■対象者
  • 要介護認定を受けている方(要介護1~5の方、要支援1~2の方)
    ※その内40歳~64歳までの方は要介護状態の原因が16種類の特定疾病による場合
  • 主治医からリハビリテーションが必要と認められている方
■リハビリテーション実施までの流れ(介護保険ご利用の場合)
通所、訪問サービス利用までの手順

リハビリをご希望の方、詳細をお聞きになりたい方は下記までお問い合わせください。

お問い合わせ 096-354-1731 お問い合わせ FAX:096-354-1736 受付/8:30~17:00(日・祝日定休) お問い合わせ 096-354-1731